ゴーストハントに登場するキャラクターの魅力に付いてて考察していきたいと思います。前回は主人公の谷山麻衣について書きました。今回はもう一人の主人公、超イケメンの17歳、SPR(渋谷サイキックリサーチ)所長、ナル(渋谷一也)の魅力について書いてみたいと思います。
ゴーストハント ナル(渋谷一也)の魅力と助手の林興徐(リン・コウジョ)
ゴーストハントの中心的キャラクターの一人である渋谷サイキックリサーチ所長の渋谷一也、通称ナル。超イケメンで若干17歳ながら渋谷の一等地と思えるビルにサイキックリサーチ事務所を構える。ナルの魅力の一つは超イケメンであること。作品を読んで思ったのはどれほどのイケメンであるのか想像した。実はこの作品が映画化されると言う話もあったようですが、その時のナルの役は三浦春馬さんが候補になっていました。デビューしたての三浦春馬さんならイメージに近かったのかもしれない。他の若い俳優でぴったりの人が思い浮かびません。しかし、文庫版ゴーストハント7の表紙挿絵に林興徐とナルが描かれていますが、これが想像にピッタリの人物です。挿絵の作者の方はすごくいい感性と想像力の持ち主のような気がしてなりません。同じく描かれている林興徐(リン・コウジョ)はナルの保護者的立場、兼助手の人物。年齢は不詳だが30代半ばと推察します。物語が始まる前はこの二人が渋谷サイキックリサーチのメンバー。この後、女子高生の主人公、谷山麻衣が加わり、物語の後半で男子高校生の安原少年が加わります。他にも4名のキャラクターが登場しますが、それぞれ独自の働きを持ち、仕事の依頼を受けたナルが他4名に協力依頼し、メンバーとして事件に挑んでいきます。
ゴーストハントのナル(渋谷一也)の魅力は?超イケメンと超能力の持ち主しかし性格的に難あり?
ナルの隠された魅力はゴーストハントシリーズ6で明かされる超能力者であること。ゴーストハントシリーズ1~5までは事件に対しての分析能力と推理力に長けた人物として描かれていますが、それが彼の能力の全てでなくゴーストハントシリーズ6で壮絶な超能力を発揮させます。この超能力を使う引き金になったのは、依頼された怪異現象を調査していくうち怪異現象を起こしている悪霊に憑依され、数日間意識がなくなったこと。そのことに対する屈辱感がナルの超能力を行使することになります。実はナルの持つ超能力は敵の悪霊を一撃で倒すほどの凄まじい威力があるが同時にナル自身の身体にも相当なダメージを与えてしまいます。その力はアニメ、バビル2世を彷彿させるほどの超能力で、分厚いコンクリートをも粉砕させる衝撃波エネルギーです。この力を使う際、林興徐が超能力を使うことを止めようとしたが、ナルは相手の悪霊に対する屈辱感を与えられた恨みの故に身体のことも顧みず使ってしまい、その場で意識不明の重体となってしまいます。物語の最後あたりで繰り出されたこの超能力はナルの最大の力と魅力です。
ゴーストハントのナル(渋谷一也)の魅力は?超イケメンと超能力の持ち主しかし性格的に難あり?
実はこの事件で超能力を使う時、3名の霊能力を持った協力者(うち1名は霊能力ではない能力の持ち主)たちは敵の悪霊に立ち向かったが近づくことも出来ずなぎ倒されてしまいます。その様子を見ていたナルは彼らに対して「この程度の力か」と協力者たちを侮辱する発言をしてしまいます。そして、それを聞いた谷山麻衣にこっぴどく叱られてしまいます。その状況での超能力行使となります。のちに入院した病院で面会に訪れた協力者ぼーさんこと滝川法正、ジョンブラウン、安川少年に対して暴言を吐いたことを詫びています。性格の悪さは半端ではないが謝るべきところは謝るナルに何故か安心したような気分になります。
コメント